
当社は防衛、宇宙、航空を中心として製造と商社機能の両方を兼ね備えた会社です。
この数年の状況を鑑みると、まず地政学的リスクの増大により2022年に当時の岸田内閣により防衛力整備計画が策定され防衛予算は従来のGDP比1%から2%へと倍増されたことが挙げられます。また2020年から始まった新型コロナウイルス禍により世界中の移動が制限され、民間航空機の需要は壊滅的な打撃を受けました。当社もこの影響もありシアトルでのB787のハーネスの製造から撤退いたしました。
一方ではコロナウイルスが終息してきた頃より防衛予算の急増により業績はV字回復を達成しました。しかしながら、この影響で資金調達が大きな課題となりましたが、それも早期に中期経営計画プロジェクトを発足して何とか乗り切ることが出来、2023年度より毎年過去最高の売上と利益を計上できるようになりました。
このように世の中は様々な変化が常に起きておりますが、当社は社員の為、社会の為、国の為、世界の為に貢献するという高い理念を創業以来継承しています。今後会社が100年、200年と続いていくためには顧客、仕入れ先との信頼関係を継続すると共に更には自分達を含めた“三方良し”の精神をしっかり持って歩んで行きたいと願っています。
代表取締役社長 浅野 俊康
創立者・藤村義朗は第二次世界大戦当時、同盟国ドイツの首都ベルリンの日本大使館に海軍駐在武官補佐官として勤務しており、戦争の早期解決を願い対米和平工作に身を投じておりました。
しかしながら、その努力は報われることなく敗戦を迎えました。藤村は日本の復興の為に自分に何が出来るか考えた末、天然資源の乏しい日本が敗戦の痛手から復興するには、貿易が不可欠であると考え、帰国後、昭和23年に貿易会社株式会社ジュピターコーポレーションを設立し、輸出入により復興の一助となるべく、邁進いたしました。
社名のJUPITOR CORPORATIONは、和平工作に携わった米国・スイス・ドイツの友人から送られました。JUPITERとは古代ローマ神話の全能の神の名前で、天体の「木星」を表します。
本来の綴りは「JUPITER」ですが、神に対する崇敬の念からスペリングを1文字変えて「JUPITOR CORPORATION」とし、昭和23年から、貿易を中心とした社業を営んでおります。
我が社はこの名に恥じない企業である様にと、高い品性を培い、社業を通じて社会の発展に貢献したいとの思いで、日々努力致しております。
